こんにちは。武蔵浦和の歯科医院 スカイ&ガーデン デンタルオフィスの歯科衛生士 橋本です。
前回はインシグニアの診断についてお話ししました。
今回インシグニアのシステムキットが届いたのでまずはブラケット装着までお話ししていきます!
インシグニアのキットの中身はこんな感じになってます。
中には ジグ付きのブラケット、ワイヤー、治療計画書が入っていますよ。
ブラケットってなに❓
ブラケットとは、歯の移動するために歯の表面に装着する矯正装置です。ブラケットにワイヤーを通すことで歯に力を加え、歯を正しい位置に動かす役割を果たします。
ブラケットには材質によって金属製(メタルブラケット)やセラミック製、プラスチック製などがあります。
一般的なワイヤー矯正ではメタルブラケットが一般的でしたが、審美的な白い目立たないブラケットも増えてきています。
インシグニアシステムではセルフライゲーションブラケット装置である「デイモンシステム」という特殊なブラケットを使用します。
このブラケットは白い素材が基本ですが、ワイヤーが通るところまでセラミックでできています。
さらに、原材料の多結晶アルミナは不透過性のため食品による染色や着色することがなく審美性を保つことができます👍
もう一つの特徴として、ブラケット自体が滑らかで丸みを帯びたデザインなので、装着時・使用時の不快感や口腔内が切れるといった痛みが軽減されるということがあります✌️
キレイで機能的で痛くない!の3拍子でいうことなしのブラケットなのですね。
*先生がおっしゃるにはデメリットとすると、「高価」なブラケットだということです…。
実際に付けてみました!
一番最初にお話ししたように、インシグニアではブラケットの位置を正確につけるためのジグを使って装着していきます。
実際に私もブラケットをつけてもらいましたが、口を開けている時間が30分程でとてもスピーディーでびっくりしました😁😊
見た目でいうと、白いブラケットなので装着しても自分から言わないと他人には気づかれなかったです。
ちなみに後ろから2番目の奥歯まではメタルブラケットで、もちろん違和感はありますが、ほとんど人の目を気にせず過ごせています。
さらにびっくりしたのは、口の中が全く傷つかなかったことです!
従来のブラケットでは金具と粘膜が引っ掛かるため痛みや刺激があり、ブラケットがこすれると口内炎ができてしまうことがあります。
そういった場合保護用ワックスをつけなくてはいけないのですが、今回必要なく、安心しました😖
デメリットを上げるなら、丸みを帯びている分、メタルブラケットに比べて少し厚みを感じました💦
セルフライゲーションブラケット装置?とは?
デーモンクリアブラケットは「セルフライゲーションブラケット装置」ですが、何が普通と違うのでしょう。
ワイヤー矯正ではブラケットとワイヤーをリガチャーワイヤーというより細い針金や、結紮ゴムなどで固定していきます。
ワイヤーの矯正力をブラケットを通して歯に伝えるわけですね。
デイモンシステムではワイヤーはブラケットのスレッド(溝)に通すだけで、完全には固定されません。
そのため装置とワイヤー間の摩擦が軽減され、弱い力で歯を動かすことが出来ます。
同時に治療中の痛みや違和感が少なく、歯への負担やリスクを少なくして治療を進めることもメリットといえますね!
ブラケットがついたので次回は便宜抜歯についてお話ししたいと思います。
カスタムメイド矯正「インシグニア」に興味のある方、武蔵浦和の歯科医院 スカイ&ガーデンデンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください。