インプラント治療 IMPLANT

インプラント
治療担当医
歯科医師 小川信 DOCTOR SHIN OGAWA

インプラント治療が始まり、すでに50年が経ちます。この治療は今まで歯に対して悩みを抱えていた多くの方を救う革命的な治療となりました。近年、様々な報道によりインプラント治療に対して危険なイメージが定着してしまいましたが、失った歯を補う方法として未だ最善の方法の一つであることは間違いありません。インプラントに関してお悩みの方はまず一度ご相談頂ければ幸いです。

インプラント・口腔外科に関連する
資格・受賞歴

  • 歯学博士(学術)
  • 日本口腔外科学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 第60回公益社団法人日本口腔外科学会総会・
    学術大会 優秀講演賞
  • 第47回日本口腔インプラント学会総会・
    学術大会 ヒューフレディ賞

受講コース・セミナー

  • 新潟再生歯学研究会100時間コース
  • Nobel Biocare ハンズオンセミナー
  • Straumann ハンズオンセミナー
  • Xive ハンズオンセミナー
  • Camlog ハンズオンセミナー
  • SPI ハンズオンセミナー
  • Osstem ハンズオンセミナー
  • Bicon ハンズオンセミナー
  • その他多数

インプラント
治療担当医
歯科医師 大田史恵 DOCTOR FUMIE OTA

所属・資格

厚生労働省指定臨床研修指導歯科医
日本口腔インプラント学会 会員
埼玉インプラント研究会 会員
日本口腔外科学会 会員
日本老年歯科医学会 会員
インビザライン矯正認定医

受講コース・セミナー

  • 日本口腔インプラント学会認定講習会100時間コース
  • Straumann ハンズオンセミナー
  • Nobel Biocare ハンズオンセミナー
  • Sweden&martina ハンズオンセミナー
  • その他多数

CHARACTERISTIC スカイ&ガーデンデンタルオフィスの
インプラント治療

  1. 歯科用CTによる
    精密検査を実施

    インプラント治療のような外科処置では歯科用CTによる精密検査が必須と言えます。インプラント体を埋入する(埋め込む)顎の骨の状態や周囲に存在する神経、血管の位置を正確に知ることができるため、治療を進めるうえでのリスクを軽減し、安全な処置が可能になります。

  2. 「笑気鎮静法」を
    併用可能

    歯科治療で用いる「注射による麻酔」は患部だけの痛みを取り除く局所麻酔です。これにより歯や歯茎の痛みを取り除くことはできますが、患者様の意識ははっきりとしているため歯を削られている感覚や音などはそのまま残ります。
    歯科治療中の不安は心拍数や血圧の上昇を招き、高血圧や不整脈などをもつ患者様にとって大きな負担です。また、健康な方であっても、治療への恐怖心が大きいと、「急激な血圧の上昇」や、「異常な不整脈」が現れることがあります。笑気鎮静法はガスの麻酔薬を吸入していただくことで、患者様の不安や緊張を軽減することができ、麻酔終了後の覚醒も早く安全な治療法です。笑気鎮静法によるリラックス効果は恐怖心や不安が招く危険から患者様を守ります

    笑気鎮静法の詳細はこちら
  3. 治療実績豊富な専門医との連携で
    セカンドオピニオンにも対応

    骨が足りない場合は骨造成を行います

    歯を失ってから放置していた時間が長ければ長いほど、少しずつ骨が退縮していきます。骨が痩せてしまい、インプラント体を埋入するのに必要な骨が足りない場合には、骨造成法を行うことで、骨の厚みを増やし、治療可能な状態に回復させることも可能です


    上顎の増骨手術1 
    サイナスリフト

    上顎の骨が少ない場合に行う手術です。上顎の奥歯の根の先付近には、「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。これが大きいと上顎の骨の厚みが足りず、インプラントを埋入することができません。サイナスリフトは上顎洞に自家骨や骨と同じ成分で作られた補填剤を注入し、直接上顎洞を押し上げ骨の厚みを増やす方法です。


    上顎の増骨手術2 
    ソケットリフト

    サイナスリフトと同じく、上顎の骨が少ない場合に行う増骨手術です。インプラント埋入時に専用の器具で上顎の骨を押し上げて上顎洞のほうに移動させ、骨の厚みを確保する方法です。サイナスリフトより体への負担が少ないため、こちらの方法で行うことが多いです。


    GBR法

    インプラント体を埋入した後、骨の足りない箇所に自家骨や骨と同じ成分で作られた補填剤を詰め、周囲を生体材料でできた特殊な膜で覆い、膜を縫い付けます。詰めたものが膜で保護されることで骨に置き換わり、骨の再生を促します。

  4. 世界シェアNo.1
    「ストローマン」インプラント

    当院では、ストローマン社のインプラントシステムを採用しております。インプラントを販売している企業は100社ほどありますが、ストローマン社は世界的なシェアを誇る1974年創業の老舗インプラントメーカーです。
    ストローマン社のインプラントの大きな特徴は、歯根部の「SLA」(Sand-blasted Large-grit Acid-etsched)という表面性状にあります。これはストローマン社が独自に開発した技術で、表面に微細な凹凸をつけています。骨の細胞がここに入り込むことにより細胞活性が促進され、インプラント体が骨と結合しやすい構造になっています。これにより、インプラント体と骨の早期の結合が期待でき、骨の状態が良好な患者様であれば、約6週間と短期間で上部構造(被せ物)を装着することが可能です。
    またストローマンインプラントは純チタンで製造されています。チタンは機械的強度が高く、長期的に生体適合性に優れた材質で合併症やアレルギーを起こしにくいことから歯科だけでなく、形成外科など医療業界でもよく使用されています。

  5. 抜歯したその日にインプラント
    治療を行って治療期間を短縮

    従来のインプラント治療では、抜歯後は穴が塞がるのを待ってインプラント体を埋入していました。抜歯した部分が骨に置き換わるには長い時間がかかるため、治療期間が非常に長くなり入れ歯の使用を余儀なくされるケースもありました。そのような不自由な状況を回避するため、当院では抜歯してすぐにインプラント体を埋入する「抜歯即時埋入法」を導入しています。
    「抜歯即時埋入法」では、治療期間が短縮でき、手術当日に仮歯を入れられることから、審美性も保つ事が出来ます。適応可能な条件や技術が必要な治療法ですので、全ての方が対象となるわけではありませんが、ご希望の方で処置が可能な方にはご提案させていただきますのでご相談ください。

  6. インプラント専任歯科衛生士による
    メンテナンス

    インプラントは天然歯と同様に、清掃ができていないとその周囲に炎症が生じることがあります(インプラント周囲炎)。インプラントを長持ちさせ、快適な食事をいつまでも楽しんでいただくには、専門的な定期検査とプロフェッショナルケアが必要です。当院ではインプラント専用のメンテナンスを設け、インプラントの長期維持に努めています

    インプラント周囲炎の評価基準
    粘膜異常症状の視診
    浸出液の状態
    プロービングによる周囲粘膜の締まり程度、出血の有無
    レントゲン撮影による骨吸収の確認
    インプラント体の動揺・隣接歯との接触程度の診査

    定期検診では、これらの項目についてインプラント周囲評価シートに記載し管理します。異常が見られる場合や、清掃やセルフケアが不十分な部分については、専門の清掃器具のご紹介やブラッシング指導を行います。


    インプラント専門の
    メンテナンス

    インプラント体に傷がつくと、汚染物質の沈着や骨との結合に異常が生じ、インプラント治療そのものに重大な損傷を与えてしまう可能性があります。そのため、インプラントのメンテナンスには専用の器具を用いて、インプラント専任の歯科衛生士が行います
    インプラントにおける最大の敵はインプラント周囲炎ですが、これは歯周病菌の感染によって発症します。そのため、インプラント体や上部構造に付着したバイオフィルムが脅威となるのです。これらは患者様ご自身では除去できないため、プロフェッショナルによる専門メンテナンスが必要となります。
    インプラント体は骨に強固に結合している、という性質上、回転機具で研磨することによる圧力に弱く、通常の歯石取りで使用される超音波機具なども骨にダメージを与えるため使うことができません。そのため、インプラントケアにおいてはバイオフィルムを「バラバラにして破壊する」ことができる「パウダーメンテナンス」が世界の主流となっています。当院で使用している「Perio Mate」によるメンテナンスは、快適で痛みの少ないインプラントケアに最適な新時代のプロフェッショナルケアで、インプラントの長期維持に、確実な効果をもたらします。
    ※インプラントのメンテナンス、「インプラント周囲評価シート」による専門的診査、パウダーメンテナンスによるプロフェッショナルケアは健康保険対象外となります。

インプラント症例

症例1 歯を1本失った場合

インプラントは1本から治療が可能です。歯を失った部分にインプラントを埋め込み治療をします。歯を失った箇所のみの治療となりますので、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がありません。

  • 治療前
  • 治療後

転んで顔をぶつけて前歯が根元から折れてしまったため、口元が非常に気になるとのことで来院された患者様です。抜歯と同時にインプラント治療を行うことで他の歯を削ることなくすぐに歯をつくることができ、元通りに笑うことができるようになりました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000
オールセラミック
(ジルコニアフレーム)
120,000

※治療期間 3カ月

合計 400,000円(税別)

症例2 
歯を数本失った場合

数本のインプラントを失った歯の部分に埋め込み、これを土台としてブリッジをかぶせます。従来の治療法(部分入れ歯)では固定するための金具などを使用していましたが、インプラント治療では金具を使用しないため見栄えも良くなります。

  • 治療前
  • 手術直後
  • 治療後

虫歯によって奥歯を3本失ってしまい、食事が非常に不自由になった患者様です。インプラントを2本埋め込み、3本分の歯をつくり、元通りに食事をすることができるようになりました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000円×2500,000
オールセラミック
(ジルコニアフレーム)
100,000円×3300,000

※治療期間 3カ月

合計 830,000円(税別)

症例3 
歯を全て失った場合

従来であれば総入れ歯が主流でしたが、入れ歯はズレやぐらつきにより食事などで硬いものが噛めないなどのデメリットがありました。インプラントは、顎の骨に直接固定されるためズレやぐらつきもなく、自分の歯と同じように噛む事が出来ます。

  • 治療前
  • 手術直後
  • 治療後

歯周病によって上の歯を全て失ってしまい、取り外しの入れ歯を使っていましたが、固定性の歯を希望された患者様です。インプラントを6本で12本分の歯を作りました。真っ白い歯を希望されたので、あえて下の歯より白い歯を作らせて頂きました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000円×61,500,000
被せもの料金
(セラミッククラウン)
100,000円×121,200,000

※治療期間 6カ月

合計 2,730,000円(税別)

費 用

STEP.1 各種検査等 相談料 無料
精密検査・
診断・計画
30,000
STEP.2 インプラント手術 手術代
(インプラント体)
250,000
(1本)
STEP.3 修復物 40,000
(1本)
オール
セラミック
100,000
(1本)
ジルコニア
セラミック
120,000
(1本)

※費用はすべて税別となります。

※オプション:診断内容により、必要になる場合があります。

骨移植:50,000円~100,000円

笑気・静脈内鎮静法麻酔(インプラント手術時):50,000円

費用の理由

あまり知られていませんが、インプラントを販売している企業は、100社ほどあります。 小川歯科医師は研究の結果、厳選を重ね「Straumann」「Nobel Biocare」という2社のインプラントを使用することを選択しました。この2社は非常に大きなシェアを誇っており、国内外問わず、どこにいてもメンテナンスが可能だと思われます。また、品質が非常に高く、骨への密着度が高いと定評があります。その分、製品そのものの価格が高いため、費用が高額になってしまうのが、難点と言えます。

治療の流れ

  1. STEP.1
    検査・診断・治療計画立案

    インプラント治療の診断は、「患者様にとってインプラント治療がふさわしいかどうか」というところから始まっています。口腔内診査を行い、レントゲン、CT、その他歯周病などの検査を行い、全身状態、年齢などを加味し、インプラント治療によってより良い生活を送れるかどうかを判断します。当院では、口腔外科・インプラント・歯周病・矯正と各専門の医師達が症例を検討し、より総合的な診断を行っています。

    インプラントの治療が決まったら、撮影したCT画像を用いてインプラント体を埋入する場所やサイズ、本数を決定し、治療期間や費用についてお話させていただきます。インプラント治療は他の治療より費用も時間もかかります。患者様のお気持ちを第一に、納得して、共に治療に向けて歩んでいけるよう、診断内容をしっかりとお伝えする時間をとらせていただいています。

  2. STEP.2
    インプラント手術

    インプラント手術時は、埋め込む位置に局所麻酔をし、歯茎を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入していきます。骨と完全に結合されるまで、約2〜6ヶ月間を要します。その間は、仮歯を入れるため食事をすることも可能です。

  3. STEP.3
    修復物の装着

    埋入したインプラント体が完全に顎の骨と結合した事を確認し、連結部分であるアバットメントを取り付け、その上に修復物(上部構造)を装着します。

  4. STEP.4
    メインテナンス

    インプラント治療は、メインテナンスを怠ると歯周病に感染するリスクが高くなります。歯周病に感染すると骨が溶けてしまい、インプラント体ごと取れてしまいます。インプラントを長く快適にお使いいただくためにはメインテナンスが必須となります。インプラント治療後は、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に検診を受けていただきます。

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