インビザライン日記 INVISALIGN DIARY

【歯やすり】歯と歯の間のやすり掛けとIPR(アイピーアール)について Invisalign_diary

 

こんにちは。武蔵浦和の歯医者、スカイ&ガーデン デンタルオフィス 歯科衛生士の石橋です😀

12月に入りぐっと気温が下がったせいもあって、医院の待合室は換気第一で少し寒くなっています💦

今回のブログでは、歯と歯の間のヤスリ掛け、IPR(アイピーアール)について細かくお話していきたいと思います💨

(関連記事:マウスピース矯正を進めていく上での注意点について。

前回ブログでIPRの大まかなお話はしていきましたが、マウスピース矯正を始める患者さんに、

「歯を削って虫歯になりやすくなったりしないの❓」

「どのくらい削るの❓」

「歯の構造上問題はないの❓」

などの質問を受けることがあるためIPRを掘り下げて書きます😉

IPRとは

IPRの目的①:歯を並べるスペースを確保する

IPRは「主に歯を並べるスペースを確保することを目的に、歯と歯の間(隣接部)をやすり掛けする治療行程」です。

インビザラインに限らず、ワイヤー矯正でも行われる一般的な矯正治療法の一つだそうです。

確かに、元々矯正治療を受ける人は「顎の大きさと歯の大きさ」、「上の歯の大きさと下の歯の大きさ」などにアンバランスを生じている場合が多いので、それを改善することために歯の大きさを調整する必要がありますよね🦷

歯の大きさが大きい方の場合、ガタガタを治すために顎が広がったらいいのですがそうもいかないので、それぞれの歯を少し小さくする必要があるわけです。

IPRで歯を小さくして、さらに遠心(奥歯の方)への移動などを組み合わせることで抜歯をせずに歯を並べることもあります。

IPRの目的②:歯の左右の大きさを整えたり、上下の真ん中を合わたりして調整する

目的の2つ目は、「左右の歯の大きさを整えたり、上下の真ん中を合わせるための調整」です🍒

歯の大きさのバランスを整えるため、歯の脇を削る場合もあります。

左右で歯の大きさが異なる場合や、噛み合わせを整えるために歯の大きさを調節します。

IPRの目的③:ブラックトライアングルをなくす

目的の3つ目は、ブラックトライアングルをなくすことです💙
ブラックトライアングルとは、歯茎の上の部分の歯と歯の間の黒い隙間です。
この隙間をIPRをすることで小さくすることができます。
文章だとなかなか難しく感じると思いますので、絵を書いてみました。

年齢を重ねると誰でも歯茎が下がってきますが、矯正治療を受ける場合も歯茎が下がりやすいので効果があります。

以上のような目的で、必要に応じてIPRを進めていきます。

IPRをするときに使用する専用の器具

次にIPRをするときに使用する専用の器具をお見せします。

オーソファイル:歯の歯の間を落とすときに使います。

IPRゲージ:隙間の幅を0.05ミリ単位で正確に計測できます。

ストリップス:最終的につるつるに仕上げる研磨で使います✨

 

 

専用の器具を使い、歯の表面の硬い組織(エナメル質)を削る量を精密にコントロールしながら進めていきます。

 

エナメル質の厚さは個人差がありますが、約1~2mmです。

IPRはもちろん、このエナメル質を超えない範囲を削りますので1本あたり約0.05~0.25mmとなっています👀
これはエナメル質の厚みの10分の1程度になりますので、削るというよりは、こする感覚です

ですので、IPRにより歯が薄くなったり、虫歯のリスクが高まるといった心配はいりません🤔

むしろ、IPRされたエナメル質の歯面のほうが再石灰化を引き起こし、虫歯に対して強くなるという研究結果もあります。

IPRはマウスピース矯正・インビザラインでは欠かせない工程です。
先生によるとIPRをどの歯に行い、どの程度切削するか、どのステージで行うか、審美的に問題はないかなどクリンチェック作成の段階で沢山のチェック項目があるそうです。

また治療が始まりIPRの量が不十分であっても過剰であってもマウスピースがフィットしなくなるなどの悪影響がでるので、すごく注意が必要だそうです😯

まとめ

今回は歯と歯の間のヤスリ掛け、IPRについて細かくお話ししました。

次回はマウスピース矯正で使用する「アタッチメント」についてお話ししたいと思います✨

マウスピース矯正・インビザラインについてもっと知りたい皆様、武蔵浦和の歯科医院 スカイ&ガーデン デンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください😌

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