こんにちは。
武蔵浦和の歯科医院 スカイ&ガーデン デンタルオフィスの歯科衛生士 橋本です。
前回はブラケット装着についてお話ししましたね。
今回のブログでは気になる方も多くいらっしゃる、矯正治療に必要な抜歯について詳しくお話しできたらいいなと思います。
まずは親知らずの抜歯
インビザライン日記1(2021年5月7日)の【マウスピース矯正・インビザラインに伴う「抜歯」アレコレ。】
マウスピース矯正・インビザラインに伴う「抜歯」アレコレ。 | 武蔵浦和駅の歯医者 | スカイ&ガーデンデンタルオフィス武蔵浦和駅の歯医者 | スカイ&ガーデンデンタルオフィス
でもお話ししていますが、まずは親知らずの抜歯についてさらに詳しくお話ししていきます。
私は親知らず4本を抜きましたが、4本とも完全に歯茎の中に埋まっている完全埋伏歯でした。
埋まっていて手前の歯に引っかかっていてまっすぐに生えてくる様子ありませんでした。
前の歯が歯周病や虫歯にならないために、また歯並びがよくなっても親知らずが押してしまい後戻りする可能性があったので抜くことにしました。
1週間ほど痛みや腫れが続き、うわさに聞く通り大変でした💦
個人差はありますが、抜いた所の穴が塞がるまでに大体一ヶ月程時間がかかります。塞がるまでしっかりとお手入れをしないと抜いた穴に食べかすやプラーク、細菌などが入ってしまい炎症がおき、二次感染してしまうので気を付けましょう❗
さらに便宜(ベンギ)抜歯へと続きます
歯を並べるためのスペースつくりのため、永久歯を4本抜きました。(矯正治療のために必要な健康な歯の抜歯を便宜抜歯といいます)
※閲覧注意 抜歯後の口腔内写真あり
マウスピース矯正で非抜歯にして、IPR(歯と歯の間のやすりがけ)で調整する選択肢もありました。
でもそれだと、全ての歯を削った計が約4.25㎜で、診断結果からそれよりも多くのスペースが必要だったため、小臼歯(前歯前から4番目あるいは5番目の歯)を抜くことになりました🦷
便宜抜歯は歯冠(歯の見えている部分)が出ていて掴むことが出来るので、親知らずの抜歯と比べると腫れもなく痛みもあまりありませんでした。
すぐに血餅(血の塊、かさぶたみたいな物)もでき一週間もすれば傷口も塞がりました✌️
今まで歯があった場所から4本無くなるので、違和感は親知らずの時よりも強いかなと思います😖
さらに意識して磨かないと磨き残しが多くなるので注意が必要です。
ブラケットが着いている上に歯が4本なくなるので、歯ブラシ、フロスを使ってのお手入れより、タフトブラシを使用しピンポイントで磨くのが一番のオススメです❗❗❗
このようにしてやっと「親知らずの抜歯」→「ブラケット装着」→「4本の便宜抜歯」が終わりました。ケースによって順番は変わりますが、いよいよワイヤーのセットになり、やっと歯が動き始めます!
次回はワイヤーをセットした時のお話しをしていきたいと思います。
ワイヤー矯正「インシグニアシステム」や、マウスピース矯正「インビザライン」に興味のある方は武蔵浦和の歯科医院、スカイ&ガーデンデンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください。