こんにちは。スカイ&ガーデンデンタルオフィスの歯科衛生士 橋本です。
矯正に興味がある皆様は、歯並びがきれいになるとたくさんの良いことがあるのはご存じだと思います。
歯列がきれいになることで笑顔に自信がついて表情が変わる。
お口の清掃もしやすくなり、むし歯のリスクも低くなります。
よく噛めるようになるので栄養が吸収しやすくなり、咬む回数が増えるので健康的なダイエットにもつながります。
身体のゆがみが修正され、姿勢もよくなり、頭痛や腰痛が改善されたという話もありますね。
このように「メリット」が多くても、もちろん「デメリット」もありますから、よく理解していただいてから治療を受けることをお勧めします。
今回は矯正治療のデメリットやリスクについてお話ししていきます。
矯正のデメリット、リスク
矯正治療を受けることによるデメリットには以下のようなものがあります。
- 自費治療のため費用がかかる
- 治療期間が長い
- 歯や歯茎、粘膜の痛みがある
- 装置が目立つ
- 歯肉退縮や歯根吸収が起こる
- 治療中のむし歯リスクが高くなる
自費治療のため費用がかかる
矯正は自費治療になるので費用がかかります。
ワイヤー矯正、マウスピース矯正、歯の裏側矯正など矯正にも色々な種類があり、症例によって様々な方法が選択されます。
矯正が終わった後、保定装置にも費用がかかります。
治療期間が長い
矯正は約1年以上かかることが多いです。1,2カ月に一回調整のため来院していただきます。矯正が終了したから終わりではなく、組織を安定させて後戻りを防止するためになるべく長く保定装置を装着します。
歯や歯茎、粘膜の痛みがある
歯に力をかけて動かしていくため痛みを伴います。矯正の種類によっては痛みが少なかったり、痛みがほとんどないマウスピース矯正もあります。痛みの感じ方は人によって違うので気軽に先生に相談してみましょう。
装置が目立つ
ワイヤーの中でも透明のブラケットを使用すると目立ちにくくなります。全く見えないのがいい場合は、歯の裏側に装置をつける舌側矯正もあります。パッと見、矯正しているのが分からないマウスピース矯正もあります。
歯肉退縮や歯根吸収

歯肉退縮とは、歯の周囲を覆っている歯肉が下がることです。歯肉が下がると知覚過敏症状が出やすかったり、歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長く見えたりします。
歯肉退縮が起こる原因はいくつかあります。
①歯槽骨が薄い:歯槽骨は一度失われると元に戻りにくいため、歯周病や不適切な噛み合わせで薄くなってしまうと元に戻りません。
②過度なブラッシング:矯正すると装置が付くため、口腔内環境の管理が大切になります。だからといって強い力で磨いたり、こする回数が多いと歯肉を傷つけてしまい歯肉退縮につながります。
③口腔内の衛生管理:装置が付くことによって口腔内の管理が難しくなります。汚れが溜まっていくと歯肉が炎症を起こし細胞が破壊されていくため歯肉退縮が起こります。
歯根吸収とは、歯の歯根が破骨細胞の働きにより溶けて短くなってしまうことです。歯根吸収が起こる原因もいくつかあります。
①矯正治療
矯正治療で歯に持続的な力が加わると、その影響により、まれに歯根が吸収されることがあります。
②歯の炎症や感染
歯の周囲に感染や炎症が起こることで、歯根が吸収される場合があります。
治療中のむし歯リスクが高くなる
ワイヤー矯正の場合は歯面にブラケットとワイヤーが付くため、お掃除が難しくなります。
ブラケット周りに汚れがプラークが残りやすかったり、フロスを通すことが難しいため歯間の掃除が大変になります。
一方、マウスピース矯正ではアタッチメントが付くものの取り外しができるためフロスを通すことができます。ただし、マウスピースを付けたまま甘い飲み物を飲んだりするとマウスピースで汚れを閉じ込めてしまうためむし歯リスクが高くなります。
このように矯正治療を受けることのデメリットもあります。
あらかじめデメリットについてよく理解していれば、矯正治療は本当に楽しく、満足度の高い治療だと思っています!
各種矯正治療について分からないこと、気になることがありましたらご気軽に武蔵浦和の歯科医院、スカイ&ガーデンデンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください。