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口腔がんが増加しています。 Blog

最近「舌にできものがある」「口内炎がいつまでも治らず大きくなっている」など
口の中の癌(=悪性腫瘍)を心配し受診される方が増えています。

実際口腔がんは「近年増加傾向にある癌」であり「死亡率の高い癌」と言えます。
リスク因子は喫煙と飲酒であるため高齢者や男性に多い癌とされていましたが
2016年の報告では18歳~44歳の女性や非喫煙者の口腔がん患者が増加していることが分かります。

口腔がんの中でとくに多いのは舌がんと歯肉がんです。
舌がんは早い段階で症状が出ることもあり、肉眼的に分かりやすいため比較的早期に発見されやすい癌です。
それに対し歯肉がんは症状に乏しく歯周病との鑑別が困難であるため
肉眼で初期の病変に気が付くのは難しいとされています。

当院では経験を積んだ口腔外科認定医が診断し、
より詳細な検査が必要と判断した場合、迅速にさいたま赤十字病院と連携し対処することが可能です。
(当院は2名の常勤歯科医師がさいたま赤十字病院登録医です。)

口腔がんは助かったとしても発見が遅れると舌・頬・顎を大きく切除する「悲惨ながん」です。
心配な症状や病変があれば、「口の中だからいずれ治るだろう」と安易に先送りにせず
受診していただくことをお勧めします。