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成長期の子供たち。 Blog

歯科医 永田 さやか (ながた さやか)
スカイ&ガーデン デンタルオフィス 院長

成長期の子供たちの約75%は不正咬合や好ましくない顔貌の発達をしているというデータがあります。

その主な原因は唇や舌、頬など口の周りの軟組織の機能障害です。

舌の位置が低いとか、口がいつもポカンと半開きになっているとか、口呼吸しているとかが悪さをして、正常な発育を邪魔しているのです。

他にも頬杖をつく、うつぶせ寝、下唇のくわえこみ、片咬みなどの癖もよくありません。

そしてそれらの原因に目をつぶって歯列矯正しても、歯並びは元に戻ってしまいます。

当院では原因の除去を目的として開発されたプレオルソで機能矯正を行っています。この装置を起きているときに1時間と寝ている間に使用し、かつ、トレーニングをすることにより、口腔周囲の軟組織の機能を正常化させるのです。

使用時間を守ることが第一前提ではありますが、複雑な固定式装置を着けなくても、歯列が拡がり、歯並びも良くなっていきます。

写真は悪い癖が及ばないようにすることで一か月で反対咬合が治ったパターンです。

成長期のお子様の歯並びが気になる方はご相談ください。

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