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根管治療その2・根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん) Blog

 

神経を取った歯のはずなのに「最近咬むと痛い」「時々強い痛みを感じる」「歯茎からプチっと膿が出る」

…そんなことはありませんか?

 

上記のような症状が出ていたら、その歯は「根尖性歯周炎」を起こしているかもしれません。

根尖性歯周炎とは、細菌感染などが原因で根の先(根尖)の歯周組織や骨の中まで炎症が進行した状態です。

レントゲン上では、根尖に膿の袋が認められるようになります。

虫歯を治療せずに放置して歯髄が腐り、根尖性歯周炎にまで進行することもありますが、

一度根管治療を行なった歯が根尖性歯周炎となっていることのほうが頻度として多いことが患者調査からわかっています。

 

初期症状としては、歯が浮くような痛みや咬んだ時の痛みが生じます。

進行するとズキンズキンと拍動するような痛みを昼夜問わず感じるようになります。

さらに進行すると根尖周囲の歯肉が腫れて、さらに痛みが強くなり、顔も腫れて左右非対称になる場合もあります。

 

根尖性歯周炎の治療法は再度の根管治療がメインです。

すでに神経が取ってある為「抜髄治療」ではなく「感染根管治療」という名称になりますが、内容はほぼ同じです。

腫れや痛みが著しく強い場合には抗生剤や鎮痛薬を処方し、症状を抑えてから感染根管治療を行います。

感染根管治療を行っても経過がよくない場合には、歯の根の先を外科的に切除する外科的な治療法を行うこともあります。

根尖性歯周炎は放置すると最悪敗血症にまで進行してしまう疾患です。

虫歯と侮ることなく初期症状のうちに治療を始めることをお勧めします。